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ふるさと納税の控除上限額とカード還元——制度改正後の正しい計算

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本記事はクレジットカードに関する客観的な情報提供を目的としており、 特定のカードの優劣を断定するものではありません。 記載の還元率・手数料等は 2026-05-18 時点の公式情報に基づきます。 最新情報は各カード公式サイトをご確認ください。

「制度が変わってからふるさと納税はお得じゃなくなった?」

2025年10月以降、楽天ふるさと納税でSPUが使えなくなった・さとふるのポイントが付かなくなった、という変更を体感した方も多いと思います。ポータル側のポイント付与が制度改正で禁止されたのは事実です。

しかしふるさと納税の本質的なお得さ——所得税・住民税の控除——は何も変わっていません。 「損した」と感じるのは、上乗せボーナスがなくなっただけで、制度の根幹は維持されています。


ふるさと納税がお得な理由(変わっていない部分)

ふるさと納税は寄付金の一部が所得税・住民税から控除される制度です。 自己負担額が2,000円になるように控除が設計されており、 控除上限額いっぱいまで寄付すれば、2,000円の自己負担で返礼品が受け取れます。

これは制度改正の前後で変わっていません。


控除上限額の目安

控除上限額は年収・家族構成・その他の控除によって変わります。 おおよその目安(給与所得のみ・共働きなしの場合):

年収控除上限額(目安)
300万円約28,000円
400万円約42,000円
500万円約61,000円
600万円約77,000円
700万円約108,000円
800万円約129,000円

※ これは目安です。正確な上限額はふるさと納税ポータルの控除シミュレーターや確定申告書で確認してください。


今残っているお得の構造

制度改正後も残っているお得の要素は2つです。

1. 返礼品を2,000円で受け取れる

控除上限額いっぱいに寄付すると、自己負担は実質2,000円になります。 食料品・日用品・旅行券など、市場価格よりも割安に受け取れるものを選べば依然として大きなメリットがあります。

返礼品の「価値 ÷ 寄付額」は今も注目すべきポイントです。

2. 決済カードのポイントが付く

クレジットカードで寄付すると、カード会社の通常ポイントが付きます(カードによる)。 控除上限額が10万円の方が楽天カードで寄付した場合、1,000ポイント(1.0%)が付与されます。

ただしカードによって扱いが異なります:

カードふるさと納税の扱い
楽天カード楽天市場ポイントは付かない・楽天カード決済ポイント(1.0%)は継続
PayPayカードポイント付与対象外(2025年10月1日以降)
三井住友カード(NL)、dカード、リクルートカードなど通常ショッピング扱い(公式に除外記載なし)

PayPayカードの注意点

PayPayカードは、多くのカードが「決済ポイントは継続して付く」のに対し、 2025年10月1日以降、ふるさと納税の寄付分のポイントが付与対象外になっています。

公式に「2025年10月1日(水)より、ふるさと納税の利用分はポイント付与対象外です」と明記されています。 ふるさと納税にPayPayカードを使っている方は注意が必要です。


2025年10月以降のふるさと納税の正しい使い方

  1. 控除上限額を正確に把握する(ポータルのシミュレーターや税務署の計算ツールで)
  2. 上限額いっぱいまで寄付する(余らせると損)
  3. 決済カードはポイントが付くものを選ぶ(PayPayカードを使っている場合は要注意)
  4. 返礼品は価値ある品を選ぶ(食料品・消耗品など実用的なもの)
  5. ワンストップ特例または確定申告で控除申請を忘れずに

ポータルを選ぶ基準も変わった

ポータル独自ポイントがなくなった今、ポータルの選び方は以下で変わります:

  • 返礼品の品揃え(目当ての返礼品があるポータルを使う)
  • 使いやすさ・決済対応(決済手段が豊富か)
  • レビューの信頼性

楽天ふるさと納税を「楽天ポイントが貯まるから」という理由で選んでいた方は、 今後は返礼品の品揃えや使いやすさで選ぶほうが合理的です。


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